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コ○タン・ポイント
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石徹白C&R区間において区間の最上流部に君臨する、もっともハイテクカル(現在のボクにとっては)なポイント、通称「コニタン」です。

「コニタン」とは、軽井沢湯川にかつて泳いでいたという「キャサリン」にちなんで独断と偏見でボクが命名したアマゴの名前です。ボク以外に、ここを「コニタンポイント」と呼ぶ人もいないので、まっ、いっか。

その泳ぐ姿の端麗な事、簡単には手の届かない高嶺の花なイメージがその愛称で親しまれている女優さんのイメージにピッタリです。

このアマゴを釣るためには、フライフィッシングの最もフライフィッシングたる部分...
鉄線に糸やら羽で作られた擬餌針を、本物のごとく(餌として違和感を感じさせないように)演出する技術がとても高度に要求されます。
毛鉤だけそれっぽくでっち上げりゃぁ、、、なんてのでは通用しません。(キッパリ)

キャスティング技術と、プレゼンテーション技術、(あえてこの二つを一連のものとせず両立すべき技術としてここでは分けて書いています。)がおりなすドリフト技術に加え、サカナのクルージングタイミング(サカナが見えてるわけではないのでライズとライズのインターバル)を計る技術、なによりもフライをサカナが食べているものっぽく演出できるか否かの水の状態・・・・。これらを完璧にこなせて初めてサカナは口を使ってくれます。

故にボクは、まだコニタンを釣り上げていません・・・(涙)どうやっても数投のチャンスで潰してしまっています・・・。でも、だからこそ恋焦がれる存在でもあります。
(釣ってもないのに、ノーガキこきすぎですね^^;)

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先日、今年初めて、コニタンが姿を現しました。これまで、水位の高さ変動や季節的な要因もあってか、姿を見ることが無かったのですが・・・・。
さっそく挑戦した訳でございますが写真のとおり、コニタンを守るべく若干流しやすい筋で出たアマゴが釣れてきました。この子を釣ってしまうことでコニタンへの道は閉ざされる、、、という感じでしょうか??警戒心を抱いちゃいますからね。まぁ、それが現時点でのボクのスキルであり、到底コニタンには届かないよ、、という意味を示しているのです。いやはや、修行が足りませんね。

さてさて16~17日には御江戸&上州の釣り仲間達が石徹白へ着てくれます。
コニタンポイントにも、ぜひ挑戦してもらおっと。
by native_and_wild | 2007-06-07 21:04 | フライフィッシングの話
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