セミトラVフィルムの有効性
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今を遡ること丁度1年前、釣り仲間のGodzillaさんに初めてセミトラVフィルムを見せてもらいました。水棲昆虫への造詣と、マッドなタイイングジャンキーなGodizillaさんのアイデアから生まれた、このマテリアルはすぐに、中部を中心に話題にもなりましたね。

スレッドの色と、透過性があり、グラデーションなシート本体との組み合わせ次第で、妖艶かつ微妙な水棲昆虫のボディーを表現できるというのが最大の魅力です。

しかし、セミトラVフィルムのマテリアルとしての性能の高さというか、優位な点はそれだけではないんです。
僕のような不器用なタイヤーが、本来ダビング材を使用したボディーや、バイオットを施したパターンを巻くと、1本ごとにバランスがまちまち・・・。これでは、シルエットが曖昧で、たとえばフタバコカゲロウのライズでそれを使っても、パターン個々のバランスが悪いので、1本目に結んだパターンはフタバのイミテーションとして効いても、それが水やヌルで沈んでしまいフライを交換すると、次に結んだのは既にフタバのイミテーションとして機能しないぐらい、ずんぐりむっくりかもしれない、、、そんな不安を僕自身はしょっちゅう感じて現場で躊躇しています。
もっとも、ほとんどの場合でフライそのものがイミテーションとして機能するためには有効なドリフトなしではありえないんですが・・・(^^;

そんな僕のような不器用で、かつ自分のパターンに自信の無い人にも、このセミトラVフィルムは安心なんですね。
それこそ、スレッドの下巻きをよほどしくじらないかぎり、ほぼシルエットは統一できます。このことによってパターンごとのばらつきはかなり抑えられます。しかも、おまけに吸水による質量変化にも強いのも、ダビングボディーよりもありがたいです。僕はどちらかというとクリンクハマーのような水中にボディーが沈むことを目的としたパターンにセミトラボディーを施しています。

このところ、久々にまじめに?バイスと向き合っていて、ふと気づくとバラつきの少ないパターンに「本当に俺が巻いたんか??」と思えるぐらい自画自賛な出来上がりだったものですから・・・。

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週末に出かける、甲州の某富士の恵みの水と人々の生活の水が入り混じって凄いことになってる里川用にまいたオオクママダラ(と自分では思っている)のテイルウォーターダンをセミトラVフィルムで巻いてみました。


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ISO感度あげあげで、おまけにデジタルズームまで使ってるから、怪しげな絵になったけど、アップの画像も・・・・・。

これをね、よどみで浮いてる発泡スチロールの箱の横でライズしているアイツに放り投げてやりますよ(^^;
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by native_and_wild | 2007-03-20 23:56 | フライフィッシングの話
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